モリサワは、MORISAWA PASSPORTの5回目になるバージョンアップ、「アップグレードキット2009」を発表した。リリースは11月10日より。

アップグレードキット2009は、MORISAWA PASSPORT/MORISAWA PASSPORT ONEを契約しているユーザを対象に、実施されるサービス。新書体の追加や文字セットの拡張などが無償で提供される。

5回目のアップグレードとなる今回は、既報のとおり、新書体が追加されるほか、フォント管理ツール「MORISAWA PASSPORT FontKeeper」や文字検索ツール「MORISAWA PASSPORT GlyphPalette」といったユーティリティツール集「MORISAWA PASSPORT COLLECTION」も同梱される。

また、新書体が開発された背景、特長や活用方法などをまとめた「typein& font-in」や最新の書体一覧が掲載された「TYPEFACE BOOK 2009」も同梱されるほか、Adobe-Japan 1-6 までを収録した文字コード表で、部首で字形を探すことができ、字形情報にはユニコード、Shift-JIS、CID 番号や異体字リストなどの情報が掲載されたOpenTypeコードブックをPDFデータで収録する。リリースは11月10日より。

フォント管理ツール「FontKeeper」

文字検索ツール「GlyphPalette」