東芝は9月17日、「東芝グループ 環境レポート2009」を発行したことを発表した。

同レポートは、今年6月に発行された「CSR報告書」で触れられたテーマのうち、特に環境に焦点を絞って詳細を解説したもの。PDF形式で配布されており、72ページでまとめられている。

東芝グループ 環境レポート2009

東芝グループでは、"すべての人々が地球と調和した中で豊かな生活をしている世界"を2050年までに実現すべきというコンセプトの下、「環境ビジョン2050」を掲げ、CO2排出量削減に向けた技術革新に取り組んでおり、今後の注力事業として、原子力発電の推進や、二酸化炭素の分離回収技術(CCS)、太陽光発電、新型二次電池(SCiB)、LED新照明などを挙げている。

レポートは、「ハイライト」、「エネルギー」、「エコプロダクツ」、「エコプロセス」、「エコプログラム」、「環境マネジメント」の6部構成で、上記注力技術の詳細や導入事例などに触れている。特に、同社が経営の主軸の1つと位置付けている「エネルギー分野」については、「太陽光発電」、「スマートグリッド」などの項目を追加し、昨年の2倍に当たる8ページを割いている。

東芝グループ 環境レポート2009は、こちらのサイトからダウンロード可能。11月には英語版も発行される予定。