今年の1月破産法の適用を申請した加Nortel Networksのエータープライズ事業の買収先が、米Avayaになる見通しとなった。

加Nortel Networksは今年の1月、破産法の適用を申請したが、Alteon事業は2009年2月ラドウェアが買収、CDMA事業とLTEアクセスに関する資産はスウェーデンのエリクソンに売却されている。

Avayaは今年の7月、Nortelのエンタープライズ事業を4億7,500万ドルで買収する契約を結んでいたが、破産法に基づくオークションも行われ、この金額よりも高い額を提示した企業に売却されることになっていたが、Avayaは、9億ドルを提示して落札した。

今後、カナダと米国の裁判所および政府機関による認可を経て、最終決定される。

また、従業員維持プログラムのために1,500万ドルが確保されるという。

米Avayaの社長兼CEOであるケビン・ケネディは、「入札の成功によって、ノーテルおよび同社の相互補完的なチャネル、ポートフォリオ、研究開発、世界的なプレゼンスをアバイアに加えるという目標に近づくことができます。買収によって、双方のお客様、従業員、パートナーには本来の価値が届けられるものと考えており、取引が無事締結されるのを楽しみにしています」と述べている。