ヤフーバリューインサイトが運営する情報マーケティングサイト「C-NEWS」は10日、「インターネットの利用に関するアンケート」の調査結果を発表した。この調査はYahoo!リサーチが2009年8月18~20日に実施し、15歳以上(中学生は除く)のインターネットユーザー1000名の回答を集計した。

平日のWebサイトの利用時間は、全体で平均2.4時間となった。男女別では男性2.6時間、女性2.3時間とわずかに男性が多い。年代別では20代が2.8時間と最も長く、その他の世代は2.2~2.5時間で大きな差は無い。休日の利用時間は平均2.8時間。年代別では10代が3.3時間でトップとなり、30代が2.2時間で最も短い。30代以外は各世代とも休日の方が利用時間が長いことがわかった。

インターネットの利用目的については、「個人的な情報収集」が全体で93.5%と最も多く、「ネットショッピング・ネットオークションの利用」が70.0%で2位。10代・20代では「オンラインゲームの利用」「音楽配信サービスの利用」という回答が他の世代より目立って多い。男女別では「仕事や学業上の情報収集」(男性58.4%、女性31.8%)など仕事関係の目的で差が見られる。

あなたは普段、どのような目的でインターネット(メール含む)を利用しますか(複数回答可)単位:%

この1年間で利用頻度が増えたサイトについて質問したところ、「動画共有サイト」(20.9%)、「アンケート・懸賞サイト」(20.6%)、「ショッピングサイト」(18.0%)という順になった。10代では「動画共有サイト」という回答が44.2%に上っている。また50歳以上では「ショッピングサイト」(21.3%)、「オークションサイト」(13.7%)という回答が全体の平均を上回っている。

今後利用することが増えそうだと思うサイトについては、「ショッピングサイト」(30.4%)、「検索サイト・ポータルサイト」(28.0%)、「動画共有サイト」(21.8%)という回答が多かった。「動画共有サイト」は20代が44.0%で平均を押し上げた格好だ。「ショッピングサイト」という回答は、年代別では30代、男女別では女性に多い。また50歳以上では「旅行・宿泊予約サイト」(26.5%)、「銀行のサイト」(24.5%)という回答も目立った。

次のうち、あなたご自身が今後、利用することが増えそうだと思うサイトをお答えください(複数回答可)単位:%