米Microchip Technologyは、デジタル インターリーブPFC(力率補正)リファレンスデザインを発表した。すでに同社のWebサイトより、リファレンスデザインを構成するのに必要な文書、ソフトウェア、ガーバーファイルを無償でダウンロードすることが可能となっている。
同リファレンスデザインを使用すると、デジタルPFCのメリットであるPFCインダクタの小型化と磁気の減少や電力密度の向上、リップルの低減、ソフトウェアのカスタマイズの柔軟性向上などを活用して省エネ製品を開発することが可能。また、電力効率を簡単に評価する手法と同社のスイッチモード電源(SMPSs)に向けたデジタルシグナルコントローラ(DSCs)「dsPIC33 GS」の機能をインターリーブPFCアプリケーションで使用することができる。
あらゆる入力電圧に対応し、単一の高電圧DCで最大350Wの出力が可能なほか、平均入力電圧をベースにしたフィードフォワード補正機能も搭載している。