近藤科学は、同社の2足歩行ロボット「KHR-3HV」に使用しているコントロールボード「RCB-4」のモーション作成アプリケーション「Heart To Heart 4」のアップデート版を公開した。
今回のアップデートでは、バグの修正はもちろん、プロジェクトデータからトリム情報のみを読み込んでのマージや、スタートアップモーションを登録可能にするなどの機能追加が施されている。
主な修正点および機能追加は以下のとおり。
- ポジション設定ダイアログでコマンドを保存したときに、現在のポジションデータを保存してしまうバグを修正
- サーボモーターの名前を変更可能
- プロジェクトデータからトリム情報のみを読み込んでマージ可能
- ロボットからトリムデータを読み込んでマージ可能
- ツールバーの位置を保持可能
- スタートアップモーションを登録可能
- アナログ入力値の較正コントロールを作成(CalibrateAD)
- アナログミキシングの修正コントロールを追加(Remix)
- コントロールのタブオーダーを修正
- コントロールを連続でコピー&ペーストしたときにGUIDが複製される不具合を修正
- プロジェクトを開くメニューでモーションファイルを開いたときに、不正なインスタンスを使用してしまう不具合を修正
なお、同アップデート版のデータは同社のKHRシリーズのWebサイトにて無償ダウンロードが可能である。