米Hasbroがボードゲーム「Monopoly」のオンライン版「Monopoly City Streets」を米国時間の9日に開始する。Google Maps APIとOpenStreetMapのデータを用いたゲーム盤を用意。「地球全体を巨大な1つのゲームボードに変える」としている。

オンライン版Monopolyを開発したのはHasbroのデジタルエージェンシーである英Tribal DDB。ストリート地図がゲームボードとなり、その上にGoogleのSketchUpを用いた3Dモデルの建物が配置される。ボードゲーム版のMonopolyと同様、プレーヤーはボード上の世界を巡りながら不動産を取引する。家やビル、城などを建設し、それらを通過する他のプレーヤーからレンタル料を徴収。ライバルを破産させ、最終的に最も資産を増やしたプレーヤーが勝者となる。逆転のきっかけとなるチャンスカードも用意される。グローバル規模になるものの、従来のMonopolyの戦略を用いてゲームを進められるという。