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景気後退の影響を受け、2003年以来低下しつつあった完全失業率は、この1年で大幅に増加した。2009年7月には過去最悪の完全失業率が報告された。雇用されていても事情は同じだ。予算がないため残業ができない、超過した作業時間の分だけ休日が増える、そもそも休日が増えるといった状況だ。
しかしながら仕事の時間が減った今こそ、これを好機に転じていきたい。Alyssa Gregory氏がSitePointにおいてBored? 7 Ways Turn Downtime into Uptimeのタイトルのもと、仕事がない期間に取り組むべき7つの作業を紹介している。報告されている方法は次のとおり。
目標を再検討する
目標に向かって今まで培ってきたことを分析し、目標に向かって何をすべきかを再度見当する。目標を整理することで、もっと短いスパンでの目標を立てやすくなり、直近で何をすればいいのかが見えやすくなる
ソーシャルメディアに注目する
ソーシャルメディアのアカウントを見直し、プロフィールの更新やオンラインビジネスネットワークへの参加を検討する。景気後退はソーシャルネットワークへの取り組みを活発化させるにはいい機会。もっと人間関係を広める好機
自分のWebサイトを更新する
仕事が少なくったタイミングでこそ、自分のWebサイトを子細に検討するタイミング。コンテンツを読み、内容を検討し、SEOについて効果を調べ、フォームや提供している機能のチェックをおこなう。最近取り組んだプロジェクトの内容を反映させるといったこともこのタイミングで実施する
顧客に連絡をとる
以前のプロジェクトが終わったあとでフィードバックを得るための調査をしていないなら、仕事がないこのタイミングで顧客に以前の仕事はどうだったかというフィードバック取りをおこなう。またこのタイミングで、顧客と取り組んだプロジェクトについてキャリアデータとして公開してもよいか相談する
返事のないプロジェクトがあるならもう一度売り込む
もしまだ返事をもらっていないし、興味も失っていないプロジェクトがあるなら、もう一度声をかけてみる。もしかしたら仕事につながるかもしれない。少なくとも機会が失われた未解決リストのクリーンアップは実施しておく
システムやオフィスの整理と刷新
タスク処理がうまくいかずプロジェクト管理も苦労したことが多かったのであれば、このタイミングに新しいシステムへの移行を検討する。生産性を向上させより整理しやすい環境を構築するために、新しいプロジェクト管理アプリケーションを試し、新しいTodoリストシステムを試してみる。オフィスの掃除をおこない、散らかったファイルの整理や、忘れかけていた経営上のタスクにも取り組む
休憩をとる
仕事から離れて休憩をとり、取り組みの姿勢をリフレッシュする。
定期的にこうした仕事のない期間があることがわかっているのであれば、仕事がない間にすべきことをリスト化しておいて、仕事がなくなったタイミングで取り組めるようにしておく。こうすることで無駄な時間を省くことができるという。仕事がない間もこうした作業に注目し忙しく取り組むことで、仕事がないことからくるストレスや不安軽減の助けとできると説明もある。
また、もしこうした仕事がない期間を最大限に活用しようとおもったら、仕事がないときにやる目標をすべてこなすように取り組むのも悪くないとしている。なお、Alyssa Gregory氏が紹介している内容は特に自営業の人を対象にしたものだが、雇用されていても休日が増えたり作業時間が短縮されたケースでは活用しやすい内容といえる。