独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、10月18日に実施される「平成21年度秋期情報処理技術者試験」の応募者数を公表した。それによれば、「ITパスポート試験」の応募者数は、今年の春の試験に比べ53.4%増加して7万1,856名となり、7万人を突破した。

他の試験についても、ITサービスマネージャ試験以外、いずれも前年同期に比べて増加しており、平成21年度秋期情報処理技術者試験の全体応募者数は、前年同期比15.2%増の32万943名となっている。

これにより、平成21年度全体(春期・秋期の合計)での応募者数は61万3,848名にのぼり、国家試験としては最大規模となっている。

応募者数が60万人を超えるのは、平成18年以来、3年ぶりだという。

「平成21年度秋期情報処理技術者試験」の応募者数

試験区分 応募者数 前年同期応募者数 前年同期比
ITパスポート試験 7万1,856 - -
基本情報技術者試験 10万7,800 10万1,552 106.2%
応用情報技術者試験 6万2,294 5万2,951 117.6%
ITストラテジスト試験 8,323 6,797 122.5%
システムアーキテクト試験 1万3,056 1万1,318 115.4%
ネットワークスペシャリスト試験 2万5,161 2万4,182 104.0%
情報セキュリティスペシャリスト試験 2万6,665 2万3,840 111.8%
ITサービスマネージャ試験 5,788 6,464 89.5%
総数 32万943 27万8,564 115.2%