東急不動産は、環境配慮をテーマにしたマンション「ブランズ中野南台」を供給すると発表した。同マンションは次世代省エネ基準等級4をクリアし、高効率給湯器"エコジョーズ"、温水式床暖房、LED照明、複層ガラスなどを採用する。マンション購入者はエントランス部の壁面緑化に参加できるという。販売開始は10月中旬を予定している。

住民が参加できる壁面緑化のイメージ

同マンションではエントランス部西側面に日射熱を緩和して熱遮断を図る目的で壁面緑化が施され、マンション購入者が壁面緑化に参加できることが特長。緑化は東急グループの石勝エクステリアが担当し、植栽パネルを用いた特殊な緑化システムを採用する。購入者はパネルにポット栽培された鉢植えを埋め込むことにより緑化を行い、自ら環境に配慮することを実感できるとしている。

また、住宅性能評価に基づく温熱環境評価の最高等級である"次世代省エネ基準等級4"をクリア。設備による省エネへの取り組みとしては、高効率給湯器"エコジョーズ"および温水式床暖房、ガス・水道・電気の使用量を金額やグラフで確認できる"エネルックリモコン"を装備。共用部のエントランスと外構、専用部の玄関や洗面室の照明には長寿命で消費電力を大幅に削減できるLED照明を使用するほか、断熱性を高め結露しにくい複層ガラスを採用する。同社の試算によれば、マンション全体で年間のCO2排出量を12トン削減できるとのこと。

最寄り駅は東京メトロ丸の内線「中野富士見町」駅、京王新線「幡ヶ谷」駅など。鉄筋コンクリート造り、地上13階建て1棟。総戸数は36戸で、間取りは2DK~3LDKを予定。引渡しは平成22年7月下旬を予定する。

「ブランズ中野南台」エントランス外観完成予想CG