セイコーエプソンは、「Endeavor」ブランドプロジェクタ第2弾として、3LCD方式(3原色液晶シャッター投映方式)モバイルプロジェクタの新製品「Endeavor EB-S7」「Endeavor EB-X7」「Endeavor EB-W7」を発表した。価格は、Endeavor EB-S7が49,980円、Endeavor EB-X7が67,980円、Endeavor EB-W7が74,980円。出荷は、Endeavor EB-S7が9月下旬、Endeavor EB-W7とEndeavor EB-X7が10月中旬を予定。オンラインショッピングサイト「エプソンダイレクト」およびコールセンター(購入相談および注文窓口)にて、受注を開始している。

「Endeavor EB-S7」「Endeavor EB-X7」

「Endeavor EB-W7」

今回の3モデルは、サイズW295×D228×H77mmのコンパクトデザインを採用。旧モデルEB-S6に比べ、約30%の小型化を実現した。重量も約2.3kgとなり、旧モデル(約2.7kg)から400g(約15%)軽量化されている。ソフトキャリングケースも標準添付となっており、社内外の持ち運びが行いやすくなっている。

また投射距離は、約87cmで30型(アスペクト比4:3)から320型(16:10)の大型スクリーン表示まで対応。PCとの接続には、一般的なミニD-Sub15ピン利用に加え、USBディスプレイ機能も利用可能。USBケーブルで接続した場合はPC側での映像出力先選択の必要がなく、複数台のPCを接続する必要がある際の利便性が向上した。そのほか、操作パネルの各種表示に日本語を採用し判読しやすくなっている。

電源ケーブルをコンセントに差し込むだけで投写可能になる「ダイレクトパワーオン」機能、電源ケーブルをコンセントから抜き取るだけで電源を落とせる「ダイレクトシャットダウン」機能を採用。使用後クーリングを行うことなく、すぐに後片付けができる。

そのほか、縦台形ゆがみ補正機能、ユーザーロゴ投写、パスワードプロテクト、カラーモード、デジタル部分拡大機能、フリーズ/AVミュートなどの機能を搭載している。

インタフェースはUSBほか、映像入力がミニD-sub 15ピン/RCA/Sビデオ、出力がミニD-sub 15ピン。音声入出力がステレオミニジャック。1Wスピーカーを内蔵している。

Endeavor EB-S7の仕様は、有効光束(白の明るさ)2,300ルーメン/カラー光束(カラーの明るさ)2,300ルーメン、コントラストは2,000:1。液晶パネルサイズ0.55型で、液晶パネル画素数は横800×縦600×3枚。SXGA+/SXGA/WXGA+/WXGA/XGA/SVGA(リアル対応)/VGAの解像度に対応する。

Endeavor EB-X7は、有効光束(白の明るさ)2,200ルーメン/カラー光束(カラーの明るさ)2,200ルーメン、コントラストは2,000:1。液晶パネルサイズ0.55型で、液晶パネル画素数は横1,024×縦768×3枚。SXGA+/SXGA/WXGA+/WXGA/XGA(リアル対応)/SVGA/VGAの解像度に対応する。

Endeavor EB-W7は、有効光束(白の明るさ)2,200ルーメン/カラー光束(カラーの明るさ)2,200ルーメン、コントラストは2,000:1。液晶パネルサイズ0.59型で、液晶パネル画素数は横1,280×縦800×3枚。SXGA+/SXGA/WXGA+/WXGA(リアル対応)/XGA/SVGA/VGAの解像度に対応する。