Alteraは9月2日、同社のRapidIO IPコア「MegaCoreファンクション・バージョン9.0」が、RIOLABの Device Interoperability Level-3(DIL-3)テストに合格したことを発表した。これにより、同社の開発ソフトウェア「Quartus II」のリリースの一部として提供されることとなり、同社のWebサイトからダウンロードすることが可能となっている。
RIOLABは、独立系RapidIO相互運用性テスト機関で、DIL-3は、RIOLABのデバイス相互運用性テストの最終段階であり、DIL-3に合格したことで、Altera内で開発されたSerial RapidIO IPと、RapidIO技術を使用して開発されたコンポーネント、システム、ソフトウェアとの相互運用性が保証されたこととなる。同IPコアは、Cyclone、Arria、Stratix、HardCopyの各製品で使用することが可能だ。
同MegaCoreファンクションは、RapidIOインターコネクト バージョン1.3に準拠しており、レーン・レート1.25Gbps、2.5Gbps、3.125Gbpsのレーン幅x1 と x4をサポートし、物理層、転送層、論理層で分離することが可能であり、主要なDSPおよびスイッチ・ベンダとの相互運用性を実証するテスト・ベンチが含まれている。