ARMは9月2日、富士通の半導体子会社である富士通マイクロエレクトロニクス(FML)が、「ARM Cortex-M3」プロセッサのライセンスを取得したことを発表した。同ライセンスにより、FMLは新規開発の低電力製品向けに同プロセッサを適用することとなる。
ARMと富士通のパートナーシップは1998年にARMコアをライセンス取得して以降継続しており、今回のCortex-M3のライセンス取得は同パートナーシップを拡大したものとなる。
なお、ARMは同ライセンスに対し、「ARM Cortexを標準として使用することで、開発者は既存ツールやソフトウェアを再利用することが可能となり、それらの投資に対する収益を最大にすることが可能になる」とコメントしている。