米Googleは9月1日(現地時間)、開発中のコミュニケーション/コラボレーション・プラットフォーム「Wave」のプレビュープログラムをGoogle Appsユーザーに拡大することを明らかにした。
第1段階として、今年秋にビジネス向けのPremier Editionと教育機関向けのEducation Editionの一部ユーザーをプレビューに招待する。参加を希望する場合は、管理者がGoogle Wave for Google Appsのページに登録する。Waveチームはまた、来年には全てのGoogle AppsユーザーにWaveへのアクセスを拡げる考えを示している。
Google Apps枠を設ける理由についてGoogleは、Waveに対するAppsユーザーの関心の高さを挙げている。Waveは1対1から多数による柔軟なコミュニケーションを実現し、またコラボレーション機能を備える。グループでの利用において特に真価を発揮するため、Google Appsユーザーに適したサービスと言える。
Waveのプレビュープログラムには現在、数万人規模の開発者が参加している。9月30日に一般ユーザーを含む10万人規模に拡大される予定だ。