日本IBMは、ハイエンドのラック型x86サーバ「IBM System x3850 M2」において、価格を据え置き従来の2倍のメモリーを標準搭載した4モデルを発表した。

「IBM System x3850 M2」は、IBM独自のチップセット技術「第4世代エンタープライズXアーキテクチャー(eX4)」を実装し、1台あたり最大4個のCPUと256GBのメモリー、7個の増設ボードを搭載できるハイエンドのx86サーバ。

発表された4モデルの搭載メモリー容量は、モデルにより、8GBもしくは16GB。また、4モデルすべてが100V電源の二重化構成をサポートした。

標準価格は158万円(税別)からで、9月1日から出荷が開始される。

「IBM System x3850 M2」および「IBM System x3850 M2 Express」

また日本IBMは、1台に4個のCPUが搭載できる4ソケット・サーバにおいて、低価格帯のモデル「IBM System x3850 M2 Express」を発表。最小構成で47万円(税別)から提供される。出荷は9月9日から開始される。