インテリジェント ウェイブは、Microsoft Office ExcelやWord、Adobe Acrobatで作成されたファイルの暗号化 / 利用制限付与 / 操作ログ取得を可能とするツール「EUCSecure(イーユーシー セキュア)」を発表、10月5日よりExcelだけに機能を限定した「EUCSecure機能限定版」(xls形式のみ)、2010年1月には、Microsoft Office Excel、Word、Adobe Readerに対応する「EUCSecure」(xls形式、xlsx形式、doc形式、docx形式、pdf形式に対応)の販売を開始する。
EUCSecure機能限定版の価格が100,000円(1~50クライアント/1ログサーバあたり/税別)、EUCSecureの価格が300,000円(1~50クライアント/税別)。クライアントプログラムは無償となる。なお、EUCSecure機能限定版は「EUCSecure」の出荷(1月)と同時に販売を終了する予定。
「EUCSecure」では、クライアントプログラムをインストールすると利用するPCでは詳細な設定をすることなく対応文書ファイルの暗号化(AES方式)/復元が可能になるほか、配布先の利用用途に合わせて「参照・編集(更新)・印刷・削除」といった利用権限を設定することも可能になる。また、文書ファイルで行われた参照、編集(更新)、印刷といったファイル操作のログを取得することも可能になり、取得ログは簡易ビューワー機能により閲覧することもできる。
サーバープログラムでは、ログを一元的に管理・閲覧可能なほか、文書ファイルの"削除操作"のログが取得できる。サーバープログラムの対応OSは、Windows Vista(Business/Enterprise/Ultimate) / Server 2003/2003 R2(SP1) / 2008/2008 R2。WebサーバーにIIS 6.0/7.0、データベース環境にMicrosoft Windows SQL Server 2005(SP1、SP2) / 2008、MySQL Enterprise Server 5.1(予定)となる。