ミクシィは24日、同社が運営するSNS「mixi」において、ソーシャルアプリケーション『mixiアプリ』の提供を開始したと発表した。同日の先行リリースでは、まずPC版の「mixiアプリ」を提供開始する。
ソーシャルアプリケーション「mixiアプリ」は、ソーシャルグラフ(SNSのユーザ関係情報)を利用している点が一般的なWebアプリとは異なる。ユーザは今後、mixiアプリをmixi上に追加し、PCや携帯電話で実行できるようになる。
また、mixiアプリは、法人・個人問わずmixiにアプリケーションを開発・提供でき、すでにウォルト・ディズニー・ジャパン、コナミデジタルエンタテインメント、ソニーをはじめとした6,300を超える法人・個人が開発者登録している。24日から、130を超える公開アプリ(※)の提供が開始される。
※ mixiアプリ提供者が、ミクシィに対して行う「カテゴリ掲載申請」を経た後に、「開発中アプリ」が「公開アプリ」となる
例えば、「自分から声を掛けるはちょっと…」「誰でもいいから誘いたい」など、気軽にマイミクをイベントに誘えるアプリ「先着さま」(提供 : リクルート、メディアテクノロジーラボ)や、ペットのバーチャル飼育によるコミュニケーション・ゲーム「RockYou! SuperPets!」(提供 : ロックユーアジア)などがその一例となっている。
また、企業がmixiとコラボレーションしてmixiアプリを提供する「コラボアプリ」も開始する。24日からは、アメリカンファミリー、ナイキジャパン、日本たばこ産業などが、コラボアプリの提供を開始している。
なお、mixiアプリのサービス提供開始に伴い、ユーザーの利便性向上のため、「アプリ更新情報」を追加するなどmixiのサイトデザインが一部変更される。
24日の先行リリースでは、まずPC版の「mixiアプリ」の提供を開始した。9月下旬のグランドオープンにおいては、「mixiモバイル」でも「mixiアプリ」の利用が可能となる予定。