ソニーは19日、1280×720ピクセルの高精細HD撮影が可能な旋回型ネットワークカメラ「SNC-RH124」(屋内型)および「SNC-RH164」(屋外ハウジング一体型)を発売することを発表した。
同機種は200万画素1/3型CMOSイメージセンサを搭載し、1280×720ピクセルの高解像度映像を最大30フレーム/秒で出力。「動き適応型ノイズリダクション機能」や「明暗部コントラスト補正機能」の画像補正機能搭載により、低照度や逆光など様々なシーンの撮影に対応する。
機能面では、360度エンドレス旋回および210度のチルトを実現し、広範囲の撮影が可能。専用のネットワークカメラレコーダーと組み合わせることで複数のカメラを操作・記録できる。また、ONVIFの定めるネットワークビデオ製品インタフェースの標準仕様に準拠し、同規格対応機器との接続が可能だ。
ネットワークカメラはこれまでセキュリティ用途で利用されることが多かったが、その性能を活かし、放送やWeb配信用のライブカメラ、また動物園の観察カメラ等の新しい用途を提案している。SNC-RH124は10月1日発売、価格が50万4,000円。SNC-RH164は10月20日発売、価格が63万円となっている。