日本IBMは、ブログ、コミュニティ、タスク、ブックマークなどを管理するソーシャルソフトの最新版「IBM Lotus Connections 2.5」を8月29日より提供すると発表した。

Lotus Connectionsには、「プロフィール」、「コミュニティー」、「ブログ」、「ドッグイア」(ブックマークを公開し情報共有)、「アクティビティー」(タスク管理)と、これら5つの機能を統合する「ホームページ」の6つの機能を持つ。

新製品の2.5では、コミュニティー内でアクティビティー共有ができるようになるなど、各コンポーネント間の連携が強化されたほか、「ファイル共有」および「Wiki」の2つのコンポーネントが追加された。

「ファイル共有」は、あるコミュニティーのメンバーが添付した資料に対し、コミュニティーの誰がダウンロードしたかの確認、資料に対するコメント記入、参照者が更新した際の資料のバージョン管理、資料への細かいアクセス制御などが行える。

ファイル共有(英語版)

「Wiki」は、Web上でコンテンツの編集と共有が行える機能だ。

Wiki(英語版)

その他、「ホームページ」で重要情報の表示方法をカスタマイズができる機能や個人のブックマーク情報をインポートできる機能などを追加した。

使用料金は、社内ユーザー向けが1万6,600円(許可ユーザー単位、税抜)、社外ユーザー向けは676万4,000円(100PVUの場合、税抜)となっている。

なお、社内ユーザー向けでアクティビティーのみ、あるいはプロフィールのみを利用する場合は8,260円(許可ユーザー単位、税抜)となっている。