米Googleは8月17日(現地時間)、検索エンジンマーケティング・ツール「Google Insights for Search」をアップデートした。インターフェイス言語が日本語を含む39言語に広がり、また予測機能やアニメーション・マップなどが追加された。

Google Insights for Searchは、検索クエリに対する検索ボリュームや検索トレンドなどの分析データを、グラフ/ 表/ 地図を使って分かりやすく表示する。分析結果は、検索の種類、地域、期間、カテゴリなどでフィルタでき、また地域や期間、検索クエリなどによる比較も可能だ。

新たに追加された予測機能は、「人気度の動向」グラフに今後1年間の検索ボリュームの推移予測を示す。ただし利用できるのは「スキー」のような季節的な周期のある検索クエリや、一定のパターンのある一部のクエリに限られる。アニメーション・マップでは、時間の経過による地域別の検索ボリューレベルの変化を地図上で確認できる。このほか、「人気度の動向」のグラフ、「人気検索クエリ」と「注目検索クエリ」の表をiGoogleページにカスタムガジェットとして配置したり、Webページに埋め込めるようになった。

過去12カ月の日本における「Twitter」の検索ボリュームの推移

「スキー」の検索動向。グラフの右部分に今後1年の予測が示されている