ヴイストンと国際電気通信基盤技術研究所(ATR)は、両社が販売を行っている2足歩行ロボット「Robovie」シリーズの新モデルとなる「Robovie-nano」の販売を開始したことを明らかにした。Robovie-nanoは、従来のRobovieシリーズに比べ小型化を実現。価格もよりリーズナブルなエントリーモデルとして4万9,350円となっている。

Robovie-nanoの外観

外形寸法230mm×121mm×72mm、重量575gながら、頭1、腕6、脚6の合計15自由度を持ち、従来シリーズ同様のモーションエディタ「RobovieMaker2」を用いることが可能だ。

また、制御ボードとして「VS-RC003HV」を搭載したほか、脚部には平行リンク機構を採用することで安定した歩行動作を実現することに成功している。

加えてオリジナル外装パーツがオプションとして用意されており、外装に変更を加えることが可能となっている。

別売のグリッパ軸を取り付けた状態

別売の外装を取り付けた状態

なお、通常版のほか、コントローラセット(5万3,500円)およびジャイロセンサとコントローラをセットしたスペシャルセット(6万3,000円)も併せて販売され、出荷は9月中旬からを予定している。