漢字をテーマに、一文字について100種類のタイポグラフィで構成されたグラフィックイメージ作品を展示する「石川明『夢をかたちに』一字百姿展」が、東京・聖蹟桜ヶ丘のザ・スクエアにて行われている。

「一字百姿」とは、AIDMAのクリエイティブディレクターである石川明氏が、ライフワークとして制作してきたタイポグラフィ作品の名称。漢字一文字をモチーフにして100のカタチにするということをコンセプトに、ひとつの漢字から100種類のタイポグラフィを制作。作品は、32種の漢字、3,200のタイポグラフィにおよぶ。

展示は、石川氏がこれまでに制作してきた一字百姿を一堂に紹介。夢・愛・笑・豊・寿・和などといった漢字32種について、一文字ごとに10行10列で配置したパネル展示や、原画が紹介されるとのこと。また、会場では作品をあしらったTシャツの販売も行われる。なお、本展は7月に池袋にて行われた「第4回新池袋モンパルナス西口まちかど回遊美術館」の巡回展でもある。

32の漢字をモチーフにした3,200のタイポグラフィが展示される(写真は7月の展示風景)


石川明「夢をかたちに」一字百姿展

会場 聖蹟桜ヶ丘「ザ・スクエア」
会期 8月30日(日)まで
開館 10時から20時
入場料 無料