京セラは8日、日本最大級の商業施設"イオンレイクタウン"(埼玉県越谷市)内に住宅用太陽光発電システムのショールーム「京セラソーラーFCレイクタウン」を開設した。同社とイオンとの業務提携後、初のショッピングセンターへの出店となる。営業時間は10:00~22:00。年中無休。

イオンレイクタウンmori 2階にオープンした「京セラソーラーFCレイクタウン」 提供:京セラ

同ショールームでは太陽電池モジュールの実物を展示し、設置導入など太陽光発電システムに関する相談窓口を設ける。また、来場者の自宅への設置イメージや発電シミュレーションを提示するシステムを導入。その場でライフスタイルにあわせた提案を行うという。そのほか、環境に関する書籍や雑誌を自由に閲覧できるスペースや、絵本などを揃えた子供向けの「エコ育ひろば」を設置。定期的にソーラーカー工作教室などのイベントも開催するとのこと。

同日開催されたオープニングセレモニーでは、京セラソーラーコーポレーション 代表取締役社長 財部行廣氏、京セラソーラーコーポレーション 常務取締役営業本部長 渕上巌氏、イオンリテール 取締役SC 事業担当兼SC 営業本部長 高橋宣久氏、イオンリテール SC 営業本部イオンレイクタウン事業部長 合田正典氏が出席してテープカットなどを行った。財部氏は「年間3,700万人ものイオンレイクタウンにお越しになる、多くのお客様に京セラの太陽光発電システムをご案内する場にしたいと考え、ご提案やご相談を承ることができるようにいたしました」と述べ、「ご家族連れや女性などの幅広い層のお客さまにお立ち寄りいただき、太陽光発電システムを身近に感じていただけるような空間としています」とした。

オープニングセレモニーにおけるテープカットの様子。左からイオンリテールの合田氏、同じく高橋氏、京セラソーラーコーポレーションの財部氏、同じく渕上氏。 提供:京セラ