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Project Renaissanceはプロトタイプ(実行にはJava 6が必要)と解説文書を公開した。Project RenaissanceはOpenOffice.orgの新しいインタフェースを模索するプロジェクト。Sun Microsystemsの関係者を主なメンバーとして構成されている。
Project Renaissanceが取り組んでいる新しいUI模索は、OpenOffice.orgのプロダクトとしての魅力を引き上げることを目的にしている。必要だから使う、ではなく、使いたいから使う、といわれるアプリケーションに仕上げることが目標ということだ。従来のUIよりも必要な機能の迅速にアクセスでき、作業時間を従来よりも短くできるようにしたいという説明がある。
プロトタイプで公開されたUIはMicrosoft Office 2007のリボンインタフェースを強く意識したものになっている。リボンインタフェースのWebデザイン版ともいえるメガメニューが今年のWebデザインとして流行すると見る向きもある。リボンUIは扱いやすいと評価する声が多いが、大きくデザインが変更されることになるため、従来のUIに慣れたユーザは新しくUIを学ぶ必要が発生するという問題もある。