米国時間の6日午前にマイクブログサービスの「Twitter」が数時間にわたってアクセスしにくい状態に陥った。DoS(Denial of Service)攻撃を受けたためと、同社は説明している。
Twitterにアクセスできなくなり始めたのは米太平洋夏時間の6日午前6時ごろ。すぐにTwitterステータス・ページにアクセス不能状態であるメッセージが掲載され、続いて「DoS攻撃に対応中」というアップデート情報が追加された。DoSは大量のデータを送りつけてネットワークに負荷をかけ、サービスを遅延・停止させる妨害攻撃である。同8時頃にはサービスが回復したというユーザー報告が見られるようになったものの、アクセスは不安定なままだった。同9時46分、Twitterは「DoS攻撃継続中」「しばらくは長いロード時間と遅延の可能性あり」と付け加えた上で回復宣言を行った。
なおTwitterがアクセス不能になった時間帯には、Facebookのサービス遅延とLiveJournalの一時的なアクセス不能も報告されている。