ラックは、組織内のネットワーク通信パケットを一定期間収集して独自の調査・分析を行い、セキュリティポリシー違反による意図的な外部への情報流出、パソコンのウイルス感染などによる情報漏えい、さらに組織内からの不審なアクセスの有無など、組織内からの情報流出の可能性を評価する「情報漏えいチェックサービス」を8月4日から提供すると発表した。

このサービスでは、一定の調査期間(約3-7日間)にネットワーク上に通信パケットを収集する専用機器(ネットワークフォレンジック機器)を設置し、組織内から外部ネットワークに流れるすべての通信パケットを収集。

収集したパケットデータは、ラックの専門家が詳細に分析を行い、FTP接続による外部サイトへのファイル持ち出し、インターネット上のストレージサービスを利用したファイル持ち出し、Webメールの利用などの意図的な情報流出の可能性のほか、ウイルス感染などによる情報漏えいの可能性、不審なアクセスによる情報窃取の可能性、HTTPポート(TCP80)を利用した非HTTPアクセス、組織内のネットワークに接続されたミュージックプレーヤーなど機器によるアクセス、ウイルス感染が招く不正アクセス などを調査する。

サービス概要

価格はオープンプライスとなっている。