Net Applicationsの調査によると2009年7月におけるブラウザシェアは次のようになった。
- IE (67.68%↓)
- Firefox (22.47%↑)
- Safari (4.07%↑)
- Chrome (2.59%↑)
- Opera (1.97%↓)
主要なバージョン別のWebブラウザシェアは上位から次のとおり。
- IE6 (27.21%↓)
- IE7 (23.09%↓)
- Firefox3.0 (16.21%↓)
- IE8 (12.46%↑)
- Firefox3.5 (4.54%↑)
- Chrome2.0 (1.57%↓)
- Safari4.0 (2.22%↑)
- IE8互換モード (2.12%↑)
- Opera9x (1.73%↓)
- Firefox2.0 (1.45%↓)
2009年7月のブラウザシェアは、これまでNet Applicationsが報告していたものとかなり異なる。毎月ブラウザシェアを公開しているNet Applicationsは、6月のブラウザシェアについては1ヶ月ほど遅れてから発表した。これはNet Applicationsがブラウザシェアの計算方法を変更したためだと説明されている。
説明によればNet Applicationsはこれまで集計されたデータをそのままシェアとして公開していたという。しかし1日(米国時間)に公開されたデータからは、国ごとにトラフィックとインターネットユーザ数を加味したものへ変更されている。また世界傾向とあまりにかけ離れた急激な変化を見せる国や地域のデータは世界規模の傾向には反映されないように変更されたと報告されている。国別のウェイトが加わったことで、結果的にSafariのシェアが下がり、かわりにOperaのシェアが向上している。
IEのシェアが減少し、それ以外のブラウザのシェアが伸びるまたは一定という傾向は変わっていない。ただしバージョン別のシェアをみると、IE6がナンバーワンシェアに返り咲くなど、IE6の影響が依然として大きいことが浮き彫りになった。