アンテナハウスは、PDFファイルの内容をMicrosoft Word / Excel / PowerPoint、ジャストシステム 一太郎などに変換して編集可能にするソフトウェア「リッチテキストPDF5.2」を24日より出荷、29日より店頭での販売を開始する。ラインナップは、OCR機能の有無、画像からの変換機能の有無などのちがいにより「リッチテキストPDF5.2 プロフェッショナル」(価格:パッケージ15,540円/ダウンロード11,025円)「リッチテキストPDF5.2 スタンダード」(価格:パッケージ 10,290円/ダウンロード 7,350円)の2つが提供される。
「リッチテキストPDF5.2 プロフェッショナル」 |
「リッチテキストPDF5.2 スタンダード」 |
対応OSは、Windows 2000 Professional(SP3) / XP Professional/Home Edition / Vista(SP1) / 7。なお、Vistaと7は、32/64ビットの両対応。7については、正式版公開後、改訂版が必要な場合には、無償でダウンロード提供予定。
製品は、PDFファイルをMicrosoft Word / Excel / PowerPoint/ジャストシステム 一太郎などのファイルに変換し、各アプリケーションで編集可能にする文書変換ソフトウェアとなる。PDFファイル内のデータを解析し、レイアウトや文字書式、線画、イメージなども高精度変換。ビジネスでも多用されるPDFファイルをよく使うOffice文書などへとスムーズに変換するほか、PDFファイルをページ単位に分割したり、別々のPDFファイルを結合したりとPDFファイルの一括編集機能も搭載する。
新バージョンとなる5.2では、PDFファイルからOffice文書への変換精度の改善が図られている。Wordへの変換での"表"や"段組み"の改善、余分なページの抑止、フォント幅によるレイアウト崩れの改善、Word/Excelへの変換でのグラフからの図の作成処理の改善、Excelへの変換における線画、画像の無変換オプションの追加搭載など。また、プロフェッショナル版では、OCR機能での変換処理速度のアップも図られている。また、画像ファイルからOffice文書への変換では、BMP、JPEGなどの画像ファイルからExcel、PowerPointへの変換機能も追加搭載されている。