キーボードの隙間には細かなゴミがいっぱい…仕事の効率を上げるためにも、たまにはキレイにしてあげよう

ビジネスパーソンのほとんどが毎日使うであろうパソコンのキーボード。ふと覗き込んでみると、キーの間にはホコリや小さなゴミが詰まっていたりしないだろうか。また、コーヒーのシミや手垢が付いていたり、気づけば汚れもチラホラ目につく。そういえば、毎日使うものなのに、キーボードのお手入れってなかなかやらないことに気がついた。

そんな中、『Inc.』という米国の起業家向け雑誌(オンライン版)が掲載した「キーボードの掃除の仕方」と題した記事を目にした。まっとうな方法から荒業まで、ビジネス誌とあるだけに効率を優先した"手っ取り早い"方法と注意すべき事項の10のTipsが紹介されている。

1. エアコンプレッサー(空気圧縮機)を使う

キーボードの下にしつこく張り付いたゴミ。指先で無理に取り除こうとして、かえって隙間の奥に入り込ませてしまったという経験は少なくないだろう。こうしたゴミの除去には、拡張ノズルをつけたエアコンプレッサーがオススメ。キーボードを叩いたり、振ったりした後、噴射し、仕上げに湿った布で汚れを拭き取ればOK。ちなみに、キーボードに対して容器を傾ける角度は45度がベストポジション。

2.イソプロピルアルコールを使う

布や綿棒で汚れを拭き取るには、イソプロピルアルコールを使うと簡単。使用の際は、キーにアルコールが直接つかないよう常に布を使うこと。キーボードのプリントがはげてしまうので、エチルアルコールは厳禁。

3.USB掃除機を使う

ポテトチップスやプレッツェルの食べカスには、USB掃除機で吸い取るのが有効。

4.「CyberClean」を使う

スイス・JOKER社が開発した、知る人ぞ知る商品「CyberClean(サイバークリーン)」。見た目はただの黄色い塊だが、特許取得のジェル状素材により、くぼみや凹凸部のこまかな隙間のゴミや、ホコリ、バイ菌までもを吸着する。

日本ではアイリスオーヤマが提供するオンラインショップ「アイリスプラザ」などで購入可能。意外とお手頃な価格なのがうれしい。

5.すべてのキーを外す

コンピューターとキーボードの電源を落としてから、スクリュードライバーでキーを全部外す。そして、キーの下を掃除し、外したキーを1個1個湿った布や綿棒で拭く - 時間はかかるが確実で無茶のない方法。ただし、キーボードのキーボードの配列をコピーしておくことを忘れてはならない。

6.除菌する

ゴミやホコリだけでなく、パソコンの前で食べたり、汚れた手でタイプしたり、不特定多数の人がキーボードを使用しているなら、除菌も当然必要。消毒液を使って定期的に実行すべし。

7.食洗機を使う

キーボードを水洗いし、キーを取り外した後、食洗機の中で2、3日かけて完全に乾燥させる。少々荒業だが、手間がかからなくていい方法かもしれない。

8.ポストイットを活用

ポストイットの粘着部分の背の部分を使って、モップのように取りにくいホコリを吸着する。

9.エアドライヤーを使う

エアコンプレッサー同様に、電源のオン/オフを繰り返しで送風する。

10.セロハンテープを活用

キーボードをよく振って、浮かび上がったゴミやホコリをセロハンテープに吸着させる。