ハミングヘッズは7月27日、同社の情報漏えい対策ソフトウェア「セキュリティプラットフォーム」とオペレーション自動化ソフトウェア「インテリジェンスプラットフォーム」がファミリーマートに導入されたことを発表した。

セキュリティプラットフォームは、操作履歴を網羅的に取得できる点が特長の情報漏えい対策ソフトウェア。インテリジェンスプラットフォームは、Windows上で行ったオペレーションを記録して、他の端末で再生することができる自動化ソフトウェア

今回の事例では、ファミリーマートの本社/各事務所約3500台のPCに対し、セキュリティプラットフォームを導入。そのインストール作業を、複数のPC設定変更作業と一緒に、インテリジェンスプラットフォームを使って自動的に行った。

ファミリーマート システム本部システム運用部長 上條公也氏は、セキュリティプラットフォームについて、「情報セキュリティ及び内部統制に関する課題に対応するには、複数のツールを使わなければならず、管理運用負荷も発生する。しかし、セキュリティプラットフォームでは、1つのソフトですべての課題に対応が可能だった」と説明。特に、「セキュリティプラットフォームで取得できる網羅的なログが、監査ログとして有効であるという結論に達した」とコメントしている。

また、インストール作業に関しては、以前は外部に業務委託し、作業員が手順書をもとに作業を行っていたものを、インテリジェンスプラットフォームを活用したことで、自動的かつ同時並行的に進められたため、コスト削減につながったと説明している。