日立製作所とトレンドマイクロは、仮想化システムにおけるネットワークセキュリティ分野で協業すると発表した。
両社は今後、仮想化環境を活用したネットワークセキュリティソリューションの提供、プロモーションを共同で実施していく。
そして第一弾として、日立は「BladeSymphony」のサーバ仮想化機構Virtage(バタージュ)による仮想化環境において、Webアクセス時の不正プログラムの検出・ブロック、フィッシング対策、不正なJava Applet / ActiveXなどのスクリプト対策、URLフィルタリングなどを提供するトレンドマイクロの「Trend Micro InterScan Web Security Virtual Appliance(以下、IWSVA)」と、メール利用時の不正プログラム対策やスパムメール対策を行う「Trend Micro InterScan Messaging Security Virtual Appliance(以下、IMSVA)」の動作環境を構築するサービスの提供を、7月30日から開始する。
具体的には、日立は従来から提供している「BladeSymphony技術者・支援サービス」を強化し、Virtageの提供する論理パーティションに「IWSVA」「IMSVA」の動作環境を構築するサービスを提供する。
価格は、個別見積もりとなっている。