メンバー数、トラフィック共に高い成長率を維持している米マイクロブログ・サービス「Twitter」。米国ではネットサービスに詳しいユーザーの枠を超えて、企業や一般消費者も巻き込んだブームとなっている。ただし話題性は高いものの、つかみどころのないサービスと感じている人が少なからず存在するようだ。
LinkedIn Research NetworkとHarris Pollが6月29日・30日にTwitterに関するアンケート調査を行った。回答者は米国在住の消費者2,025人と広告主1,015人。「Twitterについて、どのような意見をお持ちですか?」という質問の後、以下の4つの選択肢が用意された。
- 今は初期段階だが、今後数年間で飛躍的に成長するだろう。
- 若い世代とメディアには好まれるが、メインストリームにはなり得ない。
- すでにピークを過ぎており、次の何かを探す時期だ。
- Twitterについて意見を述べられるほど分かっていない。
一般消費者の回答は(1) 12%、(2) 12%、(3) 8%、(4) 69%。十分に理解していないという回答が、55歳以上で80%、18-34歳でも55%に達した。
一方、広告主の回答は(1) 45%、(2) 21%、(3) 17%、(4) 17%。マーケティング手段として今後の成長に大きく期待している模様だ。なお1から3の回答者にTwitter効果をたずねたところ、「非常に効果的」が8% 、「いくらか効果的」が50%、「あまり効果的ではない」が24%、「全く効果がない」が8%だった。