「シカゴ図書館からの窃盗で逮捕され、後に心神喪失で無罪となった悪名高い書籍泥棒は?」、「Karen Fowlerの"The Jane Austen Book Club?" には、いくつのヨーロッパの都市が出てくる?」など書籍に関するトリビアクイズの答えを、ブック検索から見つけ出すゲームを米Googleが開始した。
Google Booksゲームは10日にわたって行われる。毎日あるテーマに従った5つの問題が出される。第1日目のテーマは"音楽"で、第1問目は「"Moonlight is bright, kiss me good night"という歌詞は、F. Scott Fitzgeraldのどの小説に出てくる?」である。問題にはヒントが添えられており、例えば第1問目の場合は「" "で囲んでGoogle Booksの検索ボックスに入力すると引用は見つけられる」だ。また問題ごとに関連する書籍や雑誌などがリストされるので、挑戦者はトリビアクイズの答えを探しながら検索力と本の知識を蓄えられる。
5つの問題に正解すると、Sony ReaderとGoogle Booksのステッカーが賞品のコンテストにエントリーできる。コンテストはエントリーの申し込み書に記入するコメントの内容を競うものだ。正確な文法でユニークかつユーモアのあるコメントを残した3人が毎日選ばれ、それらのエントリーにSony Readerが贈られる。ステッカーは先着順に毎日20,000枚となっている。
ただし、残念ながらコンテストにエントリーできるのは米国の居住者のみ。またゲームは米国のGoogle Booksに基づいているため、著作権の関係から地域によってフルテキストを閲覧できない可能性があるという。日本国内からだと制限のある中でのゲーム参加のみになってしまうが、それでも5つの問題に正解マークを並べる達成感は味わえる。挑戦してみてはいかがだろうか。