米国IBMは7月22日(現地時間)、米Brocade Communications Systems、米Cisco Systems、米Juniper Networksの3社とスイッチとルータの再販・OEM契約を拡大することを発表した。
IBMはブロケードが製造したFCoE(Fibre Channel over Ethernet)対応のコンバージド・スイッチ「IBM Converged Switch B32」、IBM System x対応の10Gbコンバージド・ネットワーク・アダプタ(CNA)を発売する。両社は先だってEthernet製品のOEM契約も締結した。
今回の提携拡大により、IBMのSystems & Technology Groupの販売ベンダーとパートナーが、シスコのスイッチ「Cisco Nexus 5000シリーズ」を販売できるようになった。同製品の販売は2009年9月から予定されている。
ジュニパーとOEM契約を締結したことで、IBMはジュニパーのEthernetスイッチ「EXシリーズ」とEtnernetルータ「MXシリーズ」をデータセンター・ポートフォリオ製品のブランドとして販売することが可能になった。
IBMはGlobal Technology Services部門を通じて、3社の製品の統合とサポートを提供していく。