英Sony Ericssonは7月16日(現地時間)、2009年第2四半期(4月 - 6月
同期の売上高は、前年同期比40%減の16億8,400万ユーロとなった。純損失は2億1,300万ユーロで、前年同期の純利益600万ユーロからは減少したが、前四半期(2009年第1四半期)の純損失2億9,300万ユーロと比べると改善した。営業利益も同様で、前年同期の営業利益800万ユーロからは減少、前四半期の営業赤字3億5,700万ユーロからは改善し、2億7,400万ユーロの赤字となった。
携帯電話の出荷台数は1,380万台だった。これは、前年同期比2,440万台から43%減、前期の1,450万台からも5%減少した。平均販売価格(ASP)は前四半期の120ユーロから2ユーロ上がり、122ユーロだった。同社は自社推定シェアを5%としている。
Sony Ericssonでは、売上高減少について、世界的な経済環境が原因としている。現在、2008年中ごろに開始した人員解雇を含む8億8,000万ユーロのコスト削減計画を実行中で、業務が改善し始めているという。一連のリストラ対策の効果は、2010年には出るとしている。同期、リストラ関連費用として100万ユーロを計上している。