東京、渋谷のBunkamura Galleryにて、8月14日よりセックス・ピストルズのヴィジュアルを手掛けたジェイミー・リードからグラフィティアーティストまでの作品を展覧販売する「アーバン/グラフィティ・アート展」が行われる。

1970年代のロンドンに生まれたパンクロックの代名詞、セックス・ピストルズのヴィジュアルを手掛けていたのが、グラフィティスタイルの先駆者、ジェイミー・リード。彼の作品は、アートとしても高い評価を受けている。ジェイミー・リードに続き、政治的な風刺画をステンシルと呼ばれる型紙とスプレーで壁に描く、ロンドンやブリストル出身のストリート系アーティスト、バンクシーやニック・ウォーカーらもヨーロッパを中心に話題となっており、彼らの作品もまた、新たなコンテンポラリー・アートとして世界中の関心を集めている。

8月14日より行われる本展は、ジェイミー・リードやバンクシーらアーバン/グラフィティアーティスト約20人の世界初公開となるオリジナル・マスターピース作品をはじめ、シルクスクリーン作品など約100点ほどを展覧販売するというもの。出展参加アーティストは、上述のアーティストに加え、スペース・インベーダー、ポール・インセクト、スティーブ・パワーズなど。15日(土)には、出展アーティストによるライブペインティングも行われる予定。入場は無料。詳細はこちらより。

展覧販売予定作品より

ジェイミー・リード「UNION JACK-G.S.T.Q.」

バンクシー「gangsta rat」

ニック・ウォーカー「love handle」

アイコ「bunny baby blue」

会期 8月14日(金)から8月25日(火)
会場 Bunkamura Gallery
開館 10時から19時半
入場料 無料