IT化の波はロイヤルファミリーといった特殊な世界にも押し寄せてきている。英国王室が自身の専用アカウント「@BritishMonarchy」での"つぶやき"を開始したことを、英BBC Newsなどが7月10日(現地時間)に報じている。王室報道官によれば、公式アナウンスやファミリーメンバーの現状など、さまざまな話題を人気サービスを通してタイムリーに提供していくのが狙いだという。
今回はTwitterへの参加の話題だが、実は英国王室は世界の中でも最もIT技術への取り組みが進んだロイヤルファミリーの1つである。2007年10月にYouTubeに専用チャンネルである「The Royal Channel」を開設してビデオクリップの投稿を続けているほか、2009年2月には公式サイト「British Monarchy」のリニューアルを終え、ビデオや歴史に関するコンテンツをさらに充実させている。「開かれた王室」というキーワードがあるが、IT技術の活用は王室をより身近なものにする取り組みの1つだろう。