富士通グループは7月9日、社会貢献・環境活動の取り組みの一環として、富士通ブランドの飲料を販売開始したことを発表した。
販売される飲料は2種類。1つは500ミリリットルのペットボトルに入った富山県黒部の天然水で、もう1つは500ミリリットルのペットボトルに入った緑茶だ。緑茶の茶葉は静岡県産を100%用いる。価格はいずれも1本90円。
90円の価格のうち2円が、マレーシア・サバ州の「富士通グループ・マレーシア・エコ・フォレストパーク」における熱帯雨林再生活動の費用に充当される。同社は、東南アジアの熱帯雨林再生支援、地域社会との連携による経済循環支援、地域住民・ボランティアの社会的感性向上を目的に、同パークでの植林活動を2002年からスタートしており、2007年までで約150ヘクタール、延べ880名の富士通グループ従業員とその家族が参加している。
販売先は富士通グループ社内売店。第1段階として、本社事務所(汐留)、川崎工場(一部近隣事業所含む)、富士通ソリューションスクエア、あきる野テクノロジセンター、芝公園オフィスにて販売し、順次、全国事業所の売店への展開が予定されている。