北海道オフィス・システムは、Excelデータの整理・分類を実現するパッケージソフトウェア「Exunify」(イーエックスユニファイ)(開発:アドス)を発表した。

「Exunify」はExcelデータの収集・統合のためのWebアプリケーションパッケージ。予算データや受注伝票、アンケート表など社内現場で作成されたExcelファイルを「Exunifyサーバ」にテンプレート化して登録、データ項目は整理して紐付けられ、Excel帳票レイアウトをツリー状に可視化することができる。Excelデータの自動データベース登録、複数担当者による編集時のデータロックなどの機能も備え、DBを意識することなく再利用可能なデータの蓄積を実現する。

付属のDSD(DataStructureDesigner)はExcelマッピングツールでは、Excelシートのレイアウト構造を自動認識、データ型の自動認識、GUIによる編集、項目名など自社ルールファイルの読込、シート項目のゆらぎ修正の機能を持ち、IT専門知識がなくても高度なマッピングが可能になる。

正式版の出荷は7月下旬予定。プレビューリリース版は7日より出荷を開始しており、正式版リリース時には無償で受け取ることができる。

Exunify(サーバ)の動作環境はWindows Server 2003(SP2以降、X86版) / Windows Server 2003 R2(X86版)、Microsoft .NET Framework Version 3.5、Office 2003 Professional Edition / Office 2007、DB2 9.5以上/Oracle Database 11g。

クライアントの動作環境はExcel 2003 Professional Edition / Excel2007 全Edition、Internet Explorer 6 /7(Windows)/ Firefox 3.0(Windows/Mac)。

価格は、基本サーバライセンス「Exunify Server Pack」(Exunify Server、ユーザライセンス×5、DSDライセンス×3ライセンス)が800,000円(税別)。その他、別売で「追加ユーザライセンス」や「追加DSDライセンス」、「ソフトウェア保守サービス」もある。

Exunifyの3つの特長(同社Webサイトより)

DSD画面(同社Webサイトより)

システム構成例(同社Webサイトより)