丸紅は7月7日、シンクライアント端末に対して、同社データセンターで構築・運用する仮想化PCデスクトップ環境をネットワーク経由で提供する「VirtuaTop」を、7月15日より開始すると発表した。販売は代理店経由で行われる。

今回の発表に伴い、米国デスクトーンと業務提携を行い、1万ユーザー以上の実績がある同社製品をサービス事業者用管理ソフトとして利用する。

同サービスは3つのグレードがある。各グレードと価格は、プレミアム(最小80 台:注文単位20 台)が仮想デスクトップ1台当たり月額1万 円から1万2,500円(税別)、スタンダード(最小100 台:注文単位25台)が1台当たり月額8,000 円から1万500円(税別)、エコノミー(最小120 台:注文単位30 台)が1台当たり月額6,500 円から9,000円(税別)となっている。グレード別の利用料のほか、初期費用20万円(税別)が必要。

VirtuaTopの提供の仕組み

同製品の提供にあたって、丸紅グループで推進する他のビジネスとの連携も深めていくことが予定されている。連携の具体的な内容は次のとおり。

  1. Desktops as a Service導入に伴う回線販売
  2. PCデスクトップ環境にソフトウェアをインストールして販売する流通形態でのソフトウェア販売
  3. ウルトラモバイルPC をモバイル環境で利用するシンクライアント端末として販売