日立システムアンドサービスは7月7日、東京証券取引所の適時開示情報閲覧サービス「TDnet」や金融庁の電子開示システム「EDINET」に開示されたXBRLデータを収集・蓄積・検索できる「XiRUTE Financial Database」の販売を7月8日から開始すると発表した。

XiRUTEシリーズは、XMLベースの言語で企業の財務情報を作成・流通・再利用できるように標準化されたXBRLデータで、会計システムとの連携や決算書類の作成などを実現するソフトウェア群。

同製品は、リアルタイムで配信されたXBRLデータを収集・蓄積し、企業の情報基盤への自動連携、蓄積されたXBRLデータから業種・会計基準・決算年度に分類された全上場企業の財務情報の取り出しを可能にする。これにより、企業では与信や営業状況をベースに分析・評価を迅速に支援することが可能になる。

同製品の販売に合わせて、XBRLデータをEDINET上で表示される財務諸表とほぼ同じ色や書式で、Microsoft EXCEL上に表示できる機能を追加した「XiRUTE Financial Report Player」の最新版の販売を8月1日から開始する。

XiRUTE Financial Databaseの利用イメージ

製品名 価格(税込) 出荷開始日
XiRUTE Financial Database 01-00 (1CPUライセンス) 1,050万円 7月8日
XiRUTE Financial Database 01-00 EDINET受信オプション(1CPUライセンス) 630万円 9月1日
XiRUTE Financial Report Player 01-02 (1クライアントライセンス) 5万2,500円 8月1日