コニカミノルタは1日、プロダクションプリント分野向け高速デジタルモノクロ複合機「bizhub PRO 1051」を7月23日より発売すると発表した。2006年に発売された「bizhub PRO 1050e」をさらに機能強化したモデルとなる。

市場で高い評価を得た「PRO 1050e」を機能強化した「bizhub PRO 1051」

同機種では製品筐体の再設計と制御系の見直し、出力状態の管理・制御により、耐久性が従来機比で約30%向上(同社測定基準による)したという。また、本体の出力稼動状態を常に管理する機構を搭載し、繁忙期の連続稼動にも安定した稼働が可能。

紙種対応は、40g/m2の薄紙から350g/m2の厚紙、コート紙/マット紙などに拡大。画質面では出力解像度1200dpiを実現するプリントヘッドを搭載し、環境負荷の低い重合法トナー「デジタルトナーHD」との組合せにより、3ポイント程度の小文字や細線の再現性が向上した。さらに、インターネットを利用して印刷物発注を行う「Web-to-Print」への対応や、IPv6への対応など、昨今の出力工程で必須となっているネットワーク環境への親和性も向上している。本体標準価格は756万円、搬入設置料金8万9,250円となっている。