ホスティング事業を展開するさくらインターネットは30日、インターネット関連技術を研究する組織内ラボ「さくらインターネット研究所」を7月1日に設立すると発表した。研究所を通じ、研究内容の事業展開やエンジニア育成、研究成果のフィードバックなどを行なっていく。

研究活動は同社が持つデータセンター設備を活用。研究活動は、「一般に普及することを目的としたインターネット技術の基礎研究と情報発信」「新規事業への展開や既存事業の更なる発展を目的とした応用研究」「先端技術の発展や次世代エンジニアの育成を目指す産学共同研究」の3点。当初の研究テーマとしてクラウドコンピューティング、IPv6などに取り組むほか、招待研究員やインターン制度による産学連携、若手エンジニアの育成にも取り組んでいくとしている。

さくらインターネット研究所は、東京・西新宿データセンターを活動拠点とする。