OKIは、中小規模のエンタープライズシステム向けに、サーバの監査業務を自動化するアプライアンス「DressUP Server Auditor(ドレスアップ・サーバ・オーディタ) V1」を、6月30日より販売開始すると発表した。

「DressUP Server Auditor V1」は、中小規模のエンタープライズサーバが対象となっており、アプライアンスサーバ1台で400台までのエンタープライズサーバを管理することができる。

監査業務の自動化については、OKIが自社運用で培った実績を基に、ISMSの監査業務に的を絞った監査ポリシーを標準でバンドルすることにより実現し、サーバのシステム構成情報の監査、ISMS監査と固有監査ポリシーを利用した独自監査などをサポートする。

IT運用例における「DressUP Server Auditor V1」の位置付け

サーバのシステム構成情報の監査では、設計値をもとにしたポリシーと実際のサーバ設定値とを自動比較し、問題点をレポーティングする。また、変更機能オプション追加で、監査だけでなく、変更操作の自動化もできる。

ISMS監査と固有監査ポリシーを利用した独自監査では、基本監査ポリシーにより、ISMSに絡む情報システムの監査として、Windows Server 2003、IIS 6.0の構成情報を監査する。

対応OSは、Windows 2000 Server、Windows Server 2003、Windows Server 2008、Windows XP Professionalとなっている。なお、標準でバンドルされる監査ポリシーは、Windows Server 2003のみが対象だ。

価格は、300万円(税別)からとなっている。