日本ブランド戦略研究所は6月26に、法人顧客向け企業Webサイトのビジネス貢献度を評価する「BtoBサイト調査2009」の結果を発表した。同発表によると、ターゲット(該当製品・サービスの購入関与者)に占めるニーズ充足者の割合はオムロンが最も多く65%だった。
同調査は、252の企業Webサイト、15の製品・サービス分野別に抽出したBtoBの製品・サービスの購入関与者(調査依頼数76万939人、有効回答数1万387人)を対象に行われたもの。Webサイトのビジネスへの貢献度は、Webサイトへ誘導したユーザーに対する接触の効果、好感効果などの広告効果と、営業補完につながる購入検討や問い合わせなどの行動効果から評価されている。
主な調査項目は、「アクセス目的・時期 」、「アクセス方法」、「サポートなどの利用動向」、「サイト利用率」、「製品・サービス情報の入手経路」、「」「サイトの印象 」、「ニーズ充足度」、「かったコンテンツ、機能、サービス(自由意見)」など。
ニーズ充足者の割合でトップとなったオムロンに続いたのは、50.6%のキーエンス、46.4%の三菱電機と、FA・制御機器関連の企業のWebサイトが上位を占めた。1位のオムロンはターゲットに占める業務目的でのアクセス経験者の割合、アクセス経験者のうちのニーズ充足者の割合がともに全252サイト中トップだった。また、2位のキーエンス、3位の三菱電機はともにターゲットに占めるアクセス経験者の割合が高かった。