地図・ガイドブック、ライフスタイル書籍を発行する東京地図出版は、近年世界から注目を浴びている日本のアートシーンを築いた、ギャラリーオーナーに焦点を当てたインタビュー集『G12 トーキョートップギャラリー』を6月26日に発売する。
同書は、ここ10年ほどで世界的に高い評価を受ける日本のアートシーンを支えた東京のギャラリーオーナー12人にインタビューを行い1冊にまとめたもの。アーティストが活躍できる環境を整え、日本国内はもとより海外にもそのクオリティを積極的に証明してきた多くのキーパーソンの言葉を時代の証言として編纂したインタビュー集だ。
掲載されているインタビューは、ラディウム-レントゲンヴェルケの池内務氏、タカ・イシイギャラリーの石井孝之氏、ミズマアートギャラリーの三潴末雄氏、小山登美夫ギャラリーの小山登美夫氏、AKAAKAギャラリーの姫野希美氏など、現代美術や写真を主として扱うギャラリーオーナー12名。現代アートに興味のある人はもちろんのこと、今や一流アーティストである村上隆や、蜷川実花、奈良美智の躍進に一役買ったオーナーたちの話は十分に楽しめる内容といえるだろう。価格は、1,628円。