NECは、最大8種類の電子マネーの決済が行えるマルチサービスリーダライタ・システム「MS-RW」を本日より販売すると発表した。
マルチサービスリーダライタ・システムは、コンビニエンスストアやスーパーなどの店舗に設置されるリーダライタ端末と、各電子マネー事業者を結ぶ後方システムセンターで構成されており、リーダライタ端末は、センターから電子決済アプリケーションをオンラインでダウンロードすることで、取り扱う電子マネーを自由に選択し、追加搭載することができる。
「MS-RW」は国内最小クラスの大きさ(幅88×奥行128×高さ173mm)で、電子マネー選択ボタンを標準実装しているため、POSにカスタマーディスプレイを実装していなくとも、新端末の導入のみで、利用する電子マネーを選択することが可能だという。
すでに、吉野家がWAON対応として2010年度に東日本エリア700店舗への展開を予定している。