フォン・ジャパンは23日、Wi-Fiコミュニティサービス「FON」の新ルータ『La Fonera 2.0 (ラ・フォネラ2.0)』を25日より販売すると発表した。USBポートを備え、外付けHDDを接続してネットワークストレージとして利用できるほか、プラグインによる機能拡張をサポートしている。
FONは、自宅などの無線LANアクセスポイントを他のFONユーザ(Fonero/フォネロ)と共有するコミュニティサービス。ブロードバンドルータに専用ルータ「La Fonera」を接続することで共有が可能になる。今回発表されたLa Fonera 2.0は、USBポートを搭載。USBタイプの外付けHDDを接続すればネットワークストレージとして利用できる。ストレージの所定フォルダに保存した写真/動画を、YouTube/ Flickr/ Picasa/ Facebookなどのサービスに自動アップロードする機能も備えている。
また、プラグインによるルータの機能拡張が可能になった。標準では、PCデータのバックアップ、プリンタサーバ(要USBハブ)、Webカメラによるライブ中継などの機能を備えるほか、今後はUSBタイプの3Gデータ通信モデムの接続利用を可能にする予定。プラグイン開発者向けのコミュニティサイトも用意されている。
La Fonera 2.0は、25日よりAmazon.co.jpを通じて販売予定(大手量販店でも取扱の予定)。予定価格は6,980円、6月25日~7月9日の期間中は特別価格5,980円。また、同期間中は「La Fonera+」を2,980円、「La Fontenna」を980円で販売する。