三洋電機は6月23日、二色の浜工場ならびに島根三洋電機で生産しているHIT太陽電池の生産能力増強を目指し、島根三洋のHIT太陽電池セル生産ラインの増設を決定した。

2008年11月に建屋の1階で生産を開始した第3工場の2階部分に設備を導入し、2010年4月の稼働を目指す。これにより、同社のHIT太陽電池セルの生産能力は現在の130MWから、90MW増強され、合計で220MWになる。

なお、投資額は生産設備のほか、付帯設備、工事費などを含め78億7,200万円を見込んでいる。