デル、インテル、レッドハットの3社は、SunのSolaris環境からの移行・普及を推進するために協力し、デルがRed Hat Enterprise Linuxを搭載するサーバへの移行プログラムを提供すると発表した。
デルが移行を推奨するのは、インテル Xeon プロセッサー 5500番台を搭載するPowerEdgeサーバ。
移行プログラムでは、Sun Fire Vシリーズ、Sun SPARC Enterprise Tシリーズ、Netraシリーズ、Sun Fire EシリーズをRed Hat Enterprise Linux 5.X搭載のデルPowerEdgeサーバに移行するための支援サービス/プログラムを提供する。
具体的には、PowerEdgeを提供する以外に、デル東日本支社に併設のソリューション・イノベーション・センターでの導入前の検証、コスト比較の算出、移行の実現性の査定といったコンサルティングサービス、Red Hat Enterprise Linux およびJBossの各種トレーニングサービスを提供。
また、デルが台数限定でPowerEdge R410を1社5万円で提供する検証用評価機キャンペーンや、ハードウェアの支払いについて、最長6カ月の支払い据え置きリースも提供する。
なお、Red Hat Enterprise Linux 5(工場インストール)と3年間サブスクリプション契約、3年間ITProサポート込みのPowerEdge R410の価格は、36万3,300円(税込)となっている。